エンジンチェックランプ点灯修理で入庫の 2013Y ダッジチャージャー(NAG1) です。
テスター診断していくと、ロックアップクラッチ性能異常を記録していました。業者様が消去して納車しても、五十㎞ぐらい高速走行すると点灯するようです。
実走行2万キロでA/Tが壊れるのは皆無です。業者様と話してO/ホールすることにしました。
早速A/Tを降ろしました。
エンジン側もとてもきれいです。間違いなく低走行車だと思います。
この真ん中の丸い物体が、問題のコンバーターです。
早速分解しました。いつもの光景ですね。
バルブボディーASS’Yです。
フリクションプレートが2箇所くらい薄く焼けていました、要交換です。分解して良かったです。
シール類の交換していきます。
オイルポンプも要チェックや!
各部の作動点検していきます。
問題のバルブボディーもO/ホールしていきます。ロックアップクラッチの作動油圧を制御している大切な箇所です。
全てのラインを外して清掃・点検していきます。
ここで特殊工具登場!!各ラインの油圧リークを目視できる優れものです。
慎重に進めていきます。
コンダクタープレートも新品に交換して終了です。
”ジャンジャンバリバリ” ”ジャンジャンバリバリ” 組み上げていきます!!
ストレーナーも取り付けて間もなく・・・・・
終~~~了~~~!!
当然コンバーターもO/ホールしました。
問題のロックアップクラッチは・・・・・・
何か噛みこんでいた模様です、何を?原因不明ですがフルでO/ホールしているので ”異物混入” は皆無ですよ!
SNSでアップしませんよ、我が社は!!
フリクションプレート・シールもすべて交換してます、終了です。この後200㎞ぐらい試運転してもエンジンチェックランプ点灯しませんでした。
さらにディーラーでも最新リプロが出たらしく、A/Tコンピューターのアップデートしてもらいました。