エンジン始動不可で入庫のダッジマグナム2.7リッターです。
別の業者からの引き継ぎ修理なので、素性が解りません! こんな時は基本から調べなおします。
かなり調べて、早速分解していきます。
カムシャフト、チェーン系等外していきます。
やっとシリンダーヘッドが外れました。点火タイミング、チェーン系、基本位置等何が正解かわかりません。修理書と睨めっこです!!
基本に帰り、バルブリークの点検作業中です。
ここまでやるなら、エンジン降ろしたほうが良かったかな・・・?
前方から見ると爽快です。ちなみに1番右の車がマグナムです。
オイル管理不足の結果がこれです。
オイルパンもこの状態です。洗浄作業頑張ります!!
インジェクターがドロドロに溶けています。そう、このエンジンの原因は・・・スーパーオーバーヒートによるヘッドの曲りです。もちろん圧縮圧力も抜け抜けです。
平面研磨、バルブシート修正、ステムシール交換、カムシャフト据わり修正等、両バンク直します。
修理・加工が終了しこれから組んでいきます。大変ですよ、マジで!!
コテコテだったセパレートプレート、ピストン等も洗浄していきます。
もちろんオイルパンも洗浄しまーーす。
ヘッド、ベルト、カム等組み上げて、だんだんエンジンになってきました。
ここまでくれば、あと少しです、頑張ろう、俺!
組み上げて、早速エンジン始動・・・・。掛かりました、いい音です!!最後にオイル漏れ、水漏れ等確認して、スチーム洗浄して、洗車して・・・・、まだまだ終わりません。現実は厳しいです、が、ホッとしました。