エンジンチェックランプ点灯修理で入庫の ベンツ R350 4MATIC です。
業者様からの依頼でエンジンを降ろしての作業となります。
4MATICなのでA/Tごと降ろしてから、エンジンと切り離していきます。
バラバラと部品がいっぱいになり、置き場が無くなります。ちなみにまだ一部ですよ!
エンジンスタンドにセットして、やっとスタートです。
今回はカムシャフトの遅角を検出してしまいエンジンチェックランプが点灯していました。その原因を機械的に交換していく為にエンジンを分解しています。
原因のバランサーシャフトを交換します。先端のギヤが減ってしまいタイミングチェーンが伸びてしまっている状態になっています。
ついでにクランクシャフトスプロケットも交換します、減っています。
交換部品もたくさんあります。
シャフト等交換してタイミングを調整しています。ちなみにチェーンテンショナーは再使用不可ですよ、ベンツは!
ついでに割れていたインマニタンブルフラップのカムをアルミ製のカムに交換します。これでエンジンチェックランプも消えますね。
修理後は本来のレスポンスを取り戻すので、当然加速も復活しますよ。さてと頑張って乗せますかね。